キャラ年齢考察
"Well, Ah was
there, and saw it all!"
「俺はそこにいてこの目で見たんだ。」
これってキッドがヘレクレス・ファクトリー行きの宇宙船の中でキン肉スグルがテリーの手柄も盗んだ、と言ってミートに咎められたときの返答なんですよね。最初に第一話、第二話と通して観たときには「つーかあんた生まれてへんやろ」とつっこんでいたんですが…
"Hey,
that bandana. It was muh father's.
Ah haven't seen it in years.
How did you get it?"
「こ、このバンダナ。パパのだ。
何年も見かけなかったのに。
どうやって手に入れたんだ。」
これはアナコンダにやられた足を治療するためスグルが取り出したバンダナを見たキッドの台詞。これも初めて観たときには一寸違和感感じたものの「へ〜、キンちゃんとテリーってキッドが結構大きくなってからも行き来してたんや〜。」と呑気に思ってました。英語版でもきっちり「宇宙超人タッグトーナメントの後にもらった」とスグルが言っているんだから年齢設定に疑問くらい一回で抱け、自分。これだとキッドが生まれてないと話が噛み合わんやろ。
が、北米版観られた人達の「テリーもキッドも声、目茶若いね〜。」という平均的感想を聞いているうちになにかがひっかかってきたんですよ。そしてハタと思いついた結論がこれ。声が若すぎるんじゃなくって
北米版の伝説超人達の年齢設定、
ゆで設定より最低一世代は若いんじゃ？
ええ、考えてみたらそうですよ。普通、いくら親友だからと言って仲良し三人組（うち一人は既婚者）が揃いも揃って下手すりゃお爺ちゃんになってもおかしくない年齢でやっと十代のガキがいるってのはおかしいですわな。おまけに初代設定を知らない視聴者をメインターゲットにしているんなら、その層がなじみやすいようにキャスティング＋翻訳するだろうし。英語版三回見直すまで違和感の正体に気付かなかった自分もなんですが。
そしてこれを書くために見直していたらもう一つ。
"He's been a world class champion
as long as Ah can remember!"
「パパは俺の覚えている限り世界で
トップクラスのレスラーだったんだ！」
これってつまり英語版キッドはパパが現役ばりばりでリングに立って活躍しているのを幼い頃観ていたことになるわけですか？そりゃ家に小さいトロフィーしかないのはそりゃムカツクでしょうな。
英語版でのスグルとテリーの年齢はキッドがテリーのバンダナを覚えていた、ということ唯一のポイントとして独断と偏見で年齢を考えてみますと
スグルとテリー、ナツコ出会う＝二十、二十一歳
↓
第一回オリンピック＝二十二、三歳
↓
ザ・マシンガンズ結成、超人タッグ選手権優勝・テリーとナツコ結婚＝二十四、五歳
↓
第二回オリンピック・この前後にキッド誕生＝二十六、七歳
↓
七人の悪魔超人戦＝二十八、九歳
↓
悪魔将軍戦＝同上
↓
宇宙超人タッグトーナメント・終了後テリー、バンダナをスグルに＝三十、一歳
↓
王位争奪戦・直後に非公式のスグルvsテリー対戦＝同上
↓（十年経過）
二世開始＝四十、一歳
くらいになると思うんです。これだとスグルはいつビビンバと結婚したんだとなりますが、そこら辺はあくまでテリーベースで考えたタイムラインということで大目にみて下さいな。(^^;)ついでにこれだと結構あった初代組の年齢幅がかなり狭まってしまうのがもったいないかな、とか。
ついでにこれで考えるとケビンはロビンが奥さん置き去りにして放浪している間に生まれてることになるんだなこれが。
そりゃそんな親父に家の名誉だなんだのと厳しくされればケビンもブチ切れるわな。
…もういっちょ考えてみるとケビンが十年前に八歳で家出設定が生きているとしたら王位 争奪戦直後に家出していることになるか。もしかしてモップ被ってバラクーダが効いたか？
それはそれで置いておいて
この年齢計算で行くと悪行若手に
さくっとやられた伝説の皆さん
特にジェロとかブロJr.とか
ちょっと格好悪いぞとかも
向こうの方に捨てておいて
この年齢設定が何が一番イヤって
スグルがまだ
四十そこそこなのに
体があそこまで
ガタガタってことだ〜〜！！
（号泣）
スグル、不憫すぎ…。